新型コロナウイルス感染症拡大に伴い北海道に緊急事態宣言が発令され、飲食店などが悲鳴を上げていると報道されている中で、緊急事態宣言の特定措置区域に指定された石狩管内で田植えが本格化しているという記事を見つけた。それを見た時、日常が大変であっても、秋の豊穣を願って淡々と仕事を進めている人がいることを知り、もっと前向きにならなくてはと元気をもらった気がした。
各自治体で65歳以上、75歳以上を対象としたコロナのワクチン接種が始まった。接種予約の電話がつながらないなどのトラブルはあったが、これから確実に接種が進むことは間違いない。勤務する医療従事者へのワクチン接種を終えた札幌市内の病院の医師は、頭痛や倦怠感、筋肉痛などの副反応は2回目の方が強いと話す一方で「家族や患者にうつさなくてすむという安心感の方が大きい」と心境を語った。
この言葉に一筋の光明が見える。 「朝の来ない夜はない」ではないが、ワクチン接種者が増え感染者が減少する。それで政府が自粛規制を緩め、安心した人達が活動を始めたら消費も増え、経済は間違いなく活性化する。秋の豊穣を願って作業を進める人のように、その時の対策を今から始めてもいいのではないか。ワクチン接種は7月末までに高齢者の大半、そのあとにそれ以下の人となり、ワクチン接種完了は年明け以降になるかもしれないが、2年間のコロナ禍に終止符を打てる時が見えてきたような気もする。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
3月25日(月)から3月31日(日)まで
変わらず
仕切り上昇 小幅値上げも
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03月30日付掲載予定
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