「子どもの運動会は中止になったけど、大人の運動会はやるんだね」。7月23日に開会式を迎える東京オリンピックに関する投稿である。我が国のオリンピックの歴史は明治にまで遡る。初参加は1912年にストックホルムで開かれた第5回大会で、金栗四三と三島弥彦が参加した。金栗は後に「日本マラソンの父」と言われ、箱根駅伝の開催にも尽力。駅伝では最高優秀選手に金栗四三杯が授与されている。
日本での初開催は1964年の第17回東京大会だが、1940年にも東京開催が予定されていた。しかし、戦争緊迫下で返上となった。94の国と地域の代表が参加した東京大会は、極東の小さな島国ながら、東海道新幹線や首都高速道路に国立競技場などのインフラに加えて、世界初の人工衛星による同時中継など、我が国の戦後復興を世界にアピールした大会でもあった。それから57年たってまた、東京でオリンピックが開かれる予定だ。
富士スピードウェイで先月開かれた24時間耐久レース。これも大人の運動会だろうか。このレースで注目されたのは、水素を燃料とする水素エンジン車が参加し24時間走り続けたこと。ガソリンエンジンと同じ仕組みで水素を燃焼させ、CO2を発生させずに動力を生み出す。燃費の悪さも課題になるが改良の可能性もあり、将来、ガソリンを供給するSSのように、水素を供給するスタンドが主流になっていくのかも。CO2と水素でつくる合成燃料の開発も進んでいる。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
3月25日(月)から3月31日(日)まで
変わらず
仕切り上昇 小幅値上げも
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03月30日付掲載予定
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