浮沈をかけ「春商戦」

油外増販で油販穴埋め
2024.4.20
 雪解けが進み夏タイヤへの交換が入りだすとともに本格化する本道石油業界の春商戦。今年は我慢を強いられてきたコロナ禍とも決別し、どのSSにも活気がみなぎる。価格の高止まりによる節約意識の広がりなどで油販は思いのほか苦戦を強いられているようだが、TBASPをはじめとした油外の増販に照準を合わせ、持てる力の結集を図る。

 依然として厳しい環境下に置かれる本道石油業界からは「今や商戦に春も夏もない。毎日が勝負だ」との声が従前と変わらず聞かれるが、季節の変わり目は、どのような業界であっても商機。特に春は、雪に閉ざされた冬からの解放感で「財布のひもが緩む」とも言われ、この機を逃さずに1歩ならず2歩、3歩の前進が求められる。

 業界は浮沈をかけ、タイヤ交換の始まりとともに「春商戦」の本番を迎えた。今年は散々に我慢を強いられてきたコロナ禍とも決別し、SSにはかつてのような活気がみなぎっている。 

 と言うのも、ガソリンなどの自燃油は価格の高止まりによる節約意識の広がりもあって、思いのほか苦戦を強いられているようだが、その穴を埋めるべくTBASPや洗車、オイル、作業の「4品」に車検やコーティング、車販・買取、カーリースなどを加えた油外の増販に照準を合わせた取り組みが着実に、確実に進んでいるからだ。

 道央圏のあるSSマネージャーが「うちの強みはコーティング。これに特化し増販を図る」と話すとおり、それぞれ目標を定め、それに向けて持てる力の結集を図る。

 時代は今、変革に向けた大きなうねりの中にあり、先々への余力を残すためにも、何より収益の確保が不可欠。春商戦はそのための試金石ともなるもので、遺漏のない奮闘が望まれる。


北海道のガソリン価格予想
10月19日(月)から10月25日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン

10月20日付ヘッドライン

■悩み多きは「灯油商戦」 価格高騰など懸念材料山積
■カスハラなどへの対処法伝授 顧客対応力向上人材育成研修
■不正軽油の一掃へ総力 全国一斉に抜取調査
■11月を事業承継月間に 経産局など38件のイベント計画
■前年並み脱却へ「巻き返し」策模索 カクイ協和産業月寒SS