
人口減などによる減販や諸物価高騰などによる買い控えで燃料供給基盤の弱体化が進行し、地域のエネルギー供給を支えるSSが廃業など危機的状況にあることから国では、廃業にもつながる人手不足対策、経営の多角化に向けた研修会やセミナーの開催に力を入れている。本紙が把握しているだけでも道内で9月に16件の研修会などが開かれている。
一方で足元の状況を見ると、帝国データバンクのまとめで1月から8月までのSS運営事業者の倒産が19件発生している。前年同期の17件を2件上回り、この間の休廃業・解散も125件で前年同期の115件を10件上回っている。合わせて144件は前年を9・1%上回っており、過去10年間で最も高い水準。このまま推移すると2018年以来の年間200件超えの可能性があると帝国データバンクでは分析し、過去10年間の累計で1700者超のSSが市場から消滅していると報告している。
さらに帝国データバンクでは「軽EVの本格販売など、地方のクルマの電動化が本格化する可能性があるほか、整備士などのスタッフ不足、低収益などの課題も多く、インフラ拠点としての役割と持続可能な収益力をどう両立させるかが問われている」とも指摘している。
7年度末の本道の揮発油販売事業者数は693者となっている。前年度より2者増えているが、やはり厳しい状況に変わりはなく、経営の多角化などといった方策の実施が急がれるのではなかろうか。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
9月28日(月)から10月4日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン
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09月30日付ヘッドライン
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