石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟国で構成するＯＰＥＣプラスは１５日、８月から協調減産を縮小することで合意したとロイターが報じた。

　ＯＰＥＣプラスは５月以降、日量９７０万バレルの減産を実施してきたが、８月から１２月まで７７０万バレルに縮小する。

　世界経済が新型コロナウイルス感染拡大の影響から徐々に回復していると判断したことによるもの。

　ただ、感染拡大の第２波で市場均衡化が阻害される懸念もあるとした。