北海道のガソリン価格予想
10月21日(月)から10月27日(日)まで
変わらず
下げの可能性も
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10月20日付ヘッドライン
■じわり進行 SS過疎 全国で14増の372市町村 |
■即時対応力など確認 道コンビナート等防災本部が総合防災訓練 |
■不正軽油一掃へ総力 全国一斉に抜取調査 |
■「顧客ニーズ」への対応重視 AIXセルフこまち西岡SS |
■さらなる成長に照準 リニューアル3年目 中和石油セルフ簾舞SS |
ここしばらく道内主要市場でパターン化しつつある「せっかくの値上げ、値戻しもすぐに値崩れ」といった状況に危機感を持つ販売業者は決して少なくないが、そうした思いの発露として札幌市場では、11日からレギュラーガソリンでフル177円、セルフ174円への三度(みたび)の値戻しが進展した。今、市況安定への願いはかつてないほどに強まっている。
「10月も中旬となり9月までの暑さが嘘のように冷え込んできた」と1年前にもこの欄に書いたが、今年も少しずつ寒くなってきた。先月の利尻山に続いて黒岳でも昨年より早い初冠雪が記録された。10月ともなれば道内各SSで冬タイヤの販売に本腰を入れ、それに伴う交換の予約獲得にも注力していく。今年も冬タイヤ値上げの噂があったものの、実際には現状維持だった。
石油販売事業者の収益環境は改善している
経済産業省が、毎年度、取りまとめている揮発油販売業者数及び給油所数では、2023年度末(2024年3月31日)現在の登録事業者数は前年度末比347減の1万2407、給油所(SS)数は549減の2万7414となり、SS数は最も多かった1994年度末に比べて55%減少し、同期間に事業者数は61%減少しました。
◎…今年も残りあとわずか。師走商戦も最終局面に突入している。何と言っても、今年はコロナ禍からの脱却が課題だった。ここにきて国内の新規感染者数はひと頃に比べ激減しているものの油断は禁物だ。店頭での感染防止対策については繁忙期の今だからこそ欠かすことができない。昨年12月は全国的に記録的な大雪に見舞われ、関越自動車道では多くの自動車が立ち往生し閉じ込められた。日本海側の高速道路などでも同じような事態が発生した。大雪による供給対策も忘れてはならない。
2月の空知石協通常総会で理事長に就任した。米倉慎一前理事長から後継を打診されるまで「そのような役が回ってくるとは思いもしなかった」そうで、戸惑いも少なからずあったようだが、熟考の末に「長年お世話になり、育ててもいただいた業界に恩返しができれば」との思いで引き受けることにしたという。
国内外30ブランド(21社)のコンセプトカーや最新の市販車などを集めた「札幌モビリティショー2024」が19日から21日までの3日間、札幌市豊平区内の札幌ドームで開かれ、7万人を超す来場者が未来への「新たな風」を体感した。
【旭川】道北5石協(旭川、宗谷、上川北部、留萌、富良野)が持ち回りで開催している「道北ブロック5石協連絡会議」の第21回会議が19日、旭川市内のホテルで開かれ、各石協役員らが喫緊の課題を俎上に載せて意見を交換した。中では深刻化する「人手不足」や、不安視される「石油組合の今後」などをテーマに、実情にも踏み込みながら打開策を模索した。