未来を感じさせる最先端技術搭載の車両などが展示された
国内外30ブランド(21社)のコンセプトカーや最新の市販車などを集めた「札幌モビリティショー2024」が19日から21日までの3日間、札幌市豊平区内の札幌ドームで開かれ、7万人を超す来場者が未来への「新たな風」を体感した。
北海道経済産業局や北海道、北海道経済連合会などで組織する実行委員会が主催したもので、2020年まで2年に1回行われてきた「札幌モーターショー」を「移動」に照準を合わせて名称変更、新型コロナウイルスの感染拡大による中止をはさんで4年ぶりの開催となった。
会場では、新型のスポーツカーやSUVなどとともに、今後の加速度的な普及が見込まれる電気自動車(EV)やCO2を全く排出しない水素自動車、さらには運転席が後ろ向きといった完全自動運転車などが多くの目を集め、また、北海道が開設した「北海道自動車産業ゾーン」では、道内企業や大学、研究機関などによる次世代自動車関連技術の発信が多くの人達の関心を集めた。
これらのほかにも冬道における各社最新市販車の走行性能を体験する試乗会や、モータースポーツの緊張感が実感できるNISSAN「グランツーリスモ7」タイムトライアルなどの各種イベントが大人気。スタンド席からアリーナまでの約34㍍を滑り降りる「スタジアムスライダー」には親子連れを含めた長蛇の列ができ、約48万個のレゴブロックで組み立てられたトヨタGRスープラの実物大レプリカには驚きの声が広がった。
多くの目を集めた運転席が後ろ向きの完全自動運転車
2輪車メーカーも最先端の技術を搭載した車両を展示
北海道自動車産業ゾーンで大学などが関連技術を発信
北海道のガソリン価格予想
11月17日(月)から11月23日(日)まで
変わらず
国の補助金拡大に伴う値下げも一段落
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11月20日付ヘッドライン
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