法令順守は「信頼」の礎。改めて意識し直したい。
2015.12.4
 法令の順守、法治国家では当然のことでありながら、意外に守られていないことが多いのではなかろうか。我々に一番身近なところでは道路交通法。指定速度40kmの区間を40km以下で走行するという人は、それほど多くない、というよりも皆無に近いだろう。大概は10kmオーバー以内といったところか。完璧な法令違反ではあるものの「警察官に捕まらなければ」といった程度の感覚しかないのが普通なんだろう。

石川達三著の長編小説に『約束された世界』というのがある。48年前に出版されたものだが、ある評論家は「人間のあらゆる関係・習俗・モラル・現実・観念をめぐって、既成の解釈を片っ端から覆し、新しい視覚から冷たい、過酷な真実をえぐり出した…」などと、何となく大げさに評論してみせるが、前述した道交法といった程度に限れば、好むと好まざるとにかかわらず、我々は法律という「約束」に縛られ生きていかなければならないということなんだろう。

石油業界にも、揮発油等の品質の確保等に関する法律という、絶対に守らなければならない「約束」がある。揮発油販売業者の登録や規格に適合しない石油製品の販売禁止等々、この辺までは違える人もいないだろうが、登録内容等に関する表示、法人名称や住所等の変更等にかかる届出あたりになると、いささか心もとないし、実際、履行されていない場合もあるようだ。信頼あっての石油業界。改めてコンプライアンスを意識し直したい。  (W)





北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か

04月05日付掲載予定

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