灯油補助金、1.7億円無駄に 会計検査院調べ
2016.12.26
過疎地などに灯油を安定供給するための資源エネルギー庁の補助事業で、国の補助金計1億7530万円が無駄な支出であったことが、会計検査院の調べでわかった。人口減などで過疎地を中心にSSの廃業が相次いでいるため、同庁は2013年度からSSに対してタンクローリーの購入費の一部を補助し、過疎地での配送量や配送先を増やす事業を行っている。検査院が13~15年度に実施された814件を調べたところ、補助金を利用してタンクローリーを購入したSSが、経費節減のために車を売却するなどし配送できる灯油の総量が増えなかったケースが46件(交付額1億4249万円)あった。また、購入したタンクローリーを補助事業の対象ではない重油の配送専用に使うなどしたケースも8件(同3281万円)見つかった。


北海道のガソリン価格予想
11月3日(月)から11月9日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛

10月20日付ヘッドライン

■数を増すSS過疎地 3月末で全国381市町村、本道73市町村に
■「対策」の基礎など伝授 道経産局が情報セキュリティセミナー
■不正軽油一掃へ総力 全国一斉に抜取調査
■暮らし向きなどやや改善 日銀「生活意識」調査
■アポロハット併設 タイヤに注力 AIXセルフベニータウン