札幌市場ではフル171円
道内各市場では、国の激変緩和措置による補助金を織り込んだ実質ベースでの仕切り価格上昇を受け、今月第4週から多くの販売業者が転嫁に動いたが、一部量販セルフの安値に大手販売業者が対抗するという形で値崩れ。価格の高騰に伴い、とりわけガソリンの需要が冷え込む中、マージン減少への危機感が販売業者間に広がりつつある。
イランへの米国やイスラエルの軍事攻撃、それに対するイランの報復措置やホルムズ海峡の実質的な封鎖に伴い原油価格がかつてない規模で急騰した3月中旬以降、国の緊急的な激変緩和措置による補助金もあり、元売仕切り価格は実質ベースで値下がりしたが、今月9日以降は原油価格のさらなる上昇とも相まって2円50銭から3円80銭までの幅で2週連続上昇。
それを受け道内各市場では、販売業者の多くが第4週早々から仕切り上昇分の転嫁に動き、札幌市場ではレギュラーガソリン看板価格が、バラツキを残しながらもフル171円、セルフ168円大勢となった。
ところが一部量販セルフが159円80銭を掲示したまま動かず、それに大手販売業者が対抗するという形で値崩れ。23日適用の仕切り価格は60銭の値上げと40銭の値下げとに分かれたが、28日現在、フルは166円から172円、セルフは160円から165円までと5、6円の幅を持ちつつも、最大で8円ほど値下がりしている。
レギュラーガソリンで200円看板も出現した3月中旬以降、需要は冷え込む一方で、そうした中での、いわゆる「値下げ合戦」は、販売業者にとって痛手。イラン情勢の先行きが全く見通せない中で、マージン減少への危機感が販売業者間に広がりつつある。
セルフ163円看板が多い
北海道のガソリン価格予想
4月27日(月)から5月3日(日)まで
変わらず
仕切り価格が微小な動きのため
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04月30日付ヘッドライン
■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化 |
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会 |
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」 |
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査 |
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省 |