期待しぼんだGW商戦
油販、油外ともに伸びず
2026.5.10

総じて油販は伸び悩んだよう
 最大12連休と長期休暇が取りやすい日並びとなった今年のゴールデンウイーク商戦。中東情勢の緊迫化に伴う供給懸念や価格の高騰、さらには物価高などから節約志向が強まるとともに天候にも恵まれず、結果として油販、油外ともども例年より悪かったというのが大勢を占めた。中には「惨憺たる連休」「ものすごく暇」「最悪」と表現する所長もいた。


 今年は4月29日の前後各2日間を休むと4月25日から5月6日まで12連休となった。国内の旅行者が前年を上回るとの予想もあり期待は膨らんだものの、燃料油価格の高騰や期間中の雨、季節はずれの雪、さらに物価高による節約志向の広がりから油販、油外ともに例年より悪かったというのが大勢を占める結果となった。

 道央圏のうち札幌市内では「雨の関係で少し減った」 「来店客が少なく悲惨だった」ものの洗車は良かったというSSがあった。また、大型商業施設近隣のSSは買い物客の増加から例年よりプラスになったという。
 空知管内のうち中空知のSSはここ数年減少傾向が続いており、法人客主体のSSを休業にしたというケースもあった。

 道南圏の渡島地区では思いのほか来店客が少なく、燃料油が例年を下回るなど「惨憺たる連休」となったところも。加えて洗車も「良くない」というSSと、洗車以外は例年より良かったというSSとに分かれた。胆振地区の温泉街のSS所長は「観光客は来ていたものの、天気が悪かったせいか燃料油は昨年より悪かった」と話す。

 道北圏の上川地区のSSからは「物価高、節約志向で例年より暇」「最悪」といった声が聞かれたが、宗谷地区のSSからは「価格高でどうなるかと思ったが、例年並みを確保した」との声も。

 道東圏のうち十勝地区では燃料油について「ほぼ横ばい」「1割減少」と総体的に低調だったというSSが多く、オホーツク地区でも「燃料油は出なかった」ようだ。

 なお、約6割のSSが連休中に看板価格を引き下げたという。


北海道のガソリン価格予想
5月4日(月)から5月10日(日)まで
変わらず
前週の値下げ、そのまま維持か

05月10日付ヘッドライン

■期待しぼんだGW商戦 油販、油外ともに伸びず
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