原発再稼働には賛否両論
貴重なエネルギーだが
2022.11.10
 今、国の方では二酸化炭素がゴミかゴミでないかが論争になっているそうだ。経済産業省のCCS事業・国内法検討ワーキンググループ(WG)やCCS事業コスト・実施スキームWGでの議論で、国内法WGでは、ある種の不要物なのだからゴミとの主張があり、コスト等WGからは将来のエネルギー源になる燃料であるからゴミではないという反論もあるとか。



 ゴミ屋敷。以前テレビなどで取り上げられていたが、これもその人なりの考え方があり、ゴミ屋敷の住人は、それは商品等で決してゴミではないと主張。ただ、ゴミにも法的には所有権が存在しており、他の住民や行政が強制的に排除することはできないそうだ。

 両極端な人の考え方というものは様々な場面であり得る。その一つが原発の再稼働ではないだろうか。東日本大震災で安全という原発神話は崩れ、今なお水素爆発した原発本体の処理も終わっていない中での再稼働には反対する人が少なからずいる。そんな中で岸田文雄首相が7月、来夏以降7基の再稼働を目指す方針を表明、次世代型原子炉の開発検討も示した。これを受けて西村康稔経済産業大臣が「原発を1基動かすと年間の液化天然ガス100万㌧を海外から購入する必要がなくなる」との考えを示した。我が国の年間輸入量7650万㌧から見ると微々たるものだが、原発再稼働はさておき、現下の国際状況などを考えるとわずか100万㌧でも貴重な資源になることは間違いない。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

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