エネルギー価格は25年に17%下落 世界銀行
2025.4.30
 世界銀行は29日に公表した「一次産品市場見通し」報告で、貿易摩擦を一因とする世界経済の成長鈍化に伴い、コモディティー(商品)価格が2025年に12%、26年にさらに5%下落し、実質ベースで新型コロナウイルス禍前の15─19年の平均水準まで低下するとの予想を示した。

 報告では、22年にエネルギー価格の値上がりで世界のインフレ率は2%ポイント以上押し上げられたが、23、24年は逆にインフレ鈍化に寄与した。エネルギー価格は25年に17%下落し、26年にさらに6%下落すると予想。

 北海ブレント先物は25年が平均で24年比17ドル下落のバレル64ドル、26年に60ドルと予想。供給過剰や中国での電気自動車(EV)の急速な普及が影響するとみられると報告している。



北海道のガソリン価格予想
6月16日(月)から6月22日(日)まで
価格上昇
週末、週初めに値上げ

06月20日付ヘッドライン

■12年ぶり札幌で盛大に 全石商・協が通常総会
■次世代エネルギーの商用化提起 エネルギー白書2025閣議決定
■中小向け物品は72% 道が官公需契約目標など決定
■再エネ由来の水素供給へ札幌市など推進協議会立ち上げ
■ドラスルの増販着々 中和石油EneJetモエレ沼