記録的大雪でも安定供給
BCPの必要性も痛感
2026.2.5
 今シーズン最強・最長寒波がすっぽりと日本を覆う中、北海道も1月25日から記録的な大雪に見舞われた。札幌市中央区の26日午前9時現在の48時間降雪量は64cmとなり、1999年3月からの統計開始以降で最多だったという。災害級のドカ雪は様々な分野に深い爪痕を残した。中でも特に顕著だったのが交通網のマヒ。除雪が追い付かずに路線バスは運休もしくは迂回を余儀なくされ、また、JRは25、26日の2日間で960本超の列車を運休し、14万人強に影響が出た。結果論ではあるものの、4年前の大雪の教訓が全く生かされなかったJRには批判も集中した。

そうした中、石油業界はエネルギーの安定供給という使命を果たすべく孤軍奮闘。スタッフの出勤すらままならないにもかかわらず、SSを時間どおり開店するとともに、厳寒期に欠かすことのできない灯油の配送も休まずに実施した。ある販売業者は「ローリーが何度もスタックするなど本当に大変だった」と振り返るが、まさに面目躍如。災害時の「最後の砦」たらしめたとも言えそうだ。


それにつけても気になるのが事業継続計画(BCP)の有無。こんな時にこそ役立つのに、策定率は未だ低く、中小企業ではやっと20%に届くか届かないか。策定はそれほど難しいものではなく、様式や分量などに関する制約も一切ない。前段となる事業継続力強化計画もさることながら、BCPの策定に一歩踏み出すことの大切さを今回の教訓としたいもの。 (N)


北海道のガソリン価格予想
3月23日(月)から3月29日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か

03月15日付ヘッドライン

■道内各市場で即刻転嫁 空前の値上がりに対応
■大規模停電想定し燃料供給支援訓練 道経産局と陸自北部方面隊
■コスト転嫁 徹底確認 北石連が全道理事長会議
■「小樽エネルギー」を設立 北海道エネルギーと杉商が共同出資
■車販を油外の柱に 系列専門店との連携強化 出光リテール百合が原SS