多くのSSで車販や買取を訴求する
車両の低燃費化や次世代自動車の急速な普及、さらには価格の高騰などを背景とした燃料油需要の減退に伴い、道内SSの多くは売上げ、収益の確保に苦慮しているのが実情。そうした状況の打開に向けて今、油外の中でも比較的高い収益が見込まれる「車販・買取」に軸足を置くSSが増えてきているようだ。看板やのぼりなどによる訴求が諸所で目に付く。
円安による輸出の増加に伴い中古車価格がさらに高騰する中、車販・買取は高い収益をもたらす成長分野として意識されてもいるようで、具体的な調査などはないものの、ここ2、3年のうちに取り組んだ、もしくは軸足を移したというSSが一気に増えた感がある。次世代自動車の急速な普及や価格の高騰などに伴う燃料油需要の減退も強く背中を押したようだ。
実は中古車売買におけるSSの優位性、メリットは意外に多い。販売では、顧客との接触頻度が専業店などと比べて圧倒的に高く、給油客への即時アプローチが可能であること、販売→車検→メンテナンスをワンストップで受注できること、口コミや紹介が起きやすく広告費ゼロで集客できることなど様々。 「いつものスタンド」といった心理的なハードルの低さも強い武器になる上、1台当たりの粗利が10~30万円ほどになるのもまさに大きな魅力だ。
一方の買取でも、給油のタイミングで「次の車検は?」と自然に聞けること、整備履歴や備品購入状況を把握することで仕入れ精度が高くなりリスクが低下すること、搬送コストが発生しないことなどが考えられ、さらに大手買取チェーンが手薄な地方や郊外エリアでは独占的に取り扱うことができるのも魅力。もちろん1台当たりの利益は極めて大きい。
こうした優位性などを活かさない手はない。将来、自動車燃料がどのようになっても残っていくる業態だけに、今後もますます増えていくことが予想される。
のぼりや看板などが目に付きだした
北海道のガソリン価格予想
6月15日(月)から6月21日(日)まで
価格上昇
値戻し
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06月20日付ヘッドライン
■SSとの「相性」抜群 「車販・買取」一気拡大 |
■10カ月連続前年割れ 4月の道内燃料油販売 |
■商業化望めぬ規模 日高地域沖合の天然ガス |
■油外、前年実績に30%強上積み 道エネチャレンジ北39条 |
■車検、前年超す勢い 道エネチャレンジ手稲 |