適正な労働環境構築を
「手抜き」は命取りにも
2019.9.10
 55歳から59歳の正社員は60歳代前半まで正社員として、また70歳まではパート等で働きたいと考えている人が多い。これはITニュースサイト企業が今年3月に55歳から79歳の男女2000人を対象に調査した結果。55歳から59歳の正社員に将来希望する働き方を聞いたところ、70・2%は「60代前半は正社員のままで働きたい」とし、65歳を超えるとパート・嘱託などの非正規就業、70歳以上だと臨時・短期の仕事を考え、平均では69・6歳までの就労を望んでいる。


 北海道労働局が先月末に公表した「自動車運転者を使用する事業場に対する監督指導状況」では、トラックやバス、タクシー・ハイヤーなどの運転者を使用する事業場のうち84・1%で労働基準関係法令違反が見つかっている。違反項目は労働時間、割増賃金、休日の順に多く、改善基準告示違反は1日、1カ月の拘束時間や連続運転時間のオーバーなど、これまでも言われ続けてきた事項が依然多い。

 人手不足でOBや高齢者まで雇い入れている事業場がある一方で、旧態依然として過酷な労働を強いている業種もある。将来の不安をあおる国の年金財政検証結果などもあり、ある程度の高齢まで働きたいという希望が多い中で、適正な労働環境の確保は企業の大小を問わず、経営者の責務であることを忘れてはならない。事故が起きると、その保障などで企業の存続にまでかかわっていくことを、今一度肝に銘じるべきだという調査結果でもある。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

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