FCV普及も間もなく
考えたいSSの将来像
2019.9.20
 「28の原則」というのがある。社会現象だと言われているが、大企業などでは、懸命に仕事をしている人が2割、残りの8割は適当に仕事をしている存在で、さらに8割のうち2割は全く仕事をしていない、もしくは足を引っ張る存在だとも言われている。大企業だからこそ許されることで、少数精鋭のSSではこうはいかない。仕事に対する温度差があるので、一概に評価できないが、懸命に仕事をしている人を高く評価することはモチベーション維持のためにも必要なこと


 地球温暖化防止など環境維持の観点から、化石燃料から電気、水素エネルギーへと車の開発・普及が進んでいる。燃料電池車(FCV)の2030年度の普及目標は全道で9000台、札幌市で3000台と設定しているが、2018年11月現在では道内でわずか17台にとどまっている

 目標達成は難しそうだが、将来的にFCVの占める割合が多くなっていくであろうことは想像に難くない。徳島県警では来年4月から全国初の試みとして、トヨタMIRAIをパトカーに導入する。公用車の活用が定着すると次第に民間企業にも波及し、汎用により価格も低下する、という好循環が生まれる

  油屋です、油売っています、と自己紹介する人もいる、ガソリン販売を生業とする業界で、ガソリンを売らなくなったガソリンスタンドを、次は何スタンドにするのか、漠然とでもいいからそろそろ考えておくべき時期にきているのではないか。    (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

04月30日付ヘッドライン

■「採算販売」最優先に 北石連・商理事会が総会提出議案承認
■「まずは技術力磨け」 HNCが勝ち組SS応援セミナー
■基本方針への準拠求める 官公需で経産省が都道府県知事に要請
■LINEでショップカード 道エネチャレンジ西野3条SS
■油販増大へ集客策次々 東日本宇佐美セルフ山の手通宮ノ丘SS