コンピュータ制御が増加
対応し得る知識等不可欠
2021.7.15
 「デコトラ」。1975年に初公開された映画「トラック野郎」が火付け役となった、電飾などの派手なデコレーションが施されたトラック。映画の星桃次郎が乗る一番星号を真似たトラックなどが多くあり、一堂に会した光景は圧巻で、その場では「どこどこで買った」とか「あの商品はいいよ」といった会話が交わされたことだろうと思う。

 会話というと少し前、あるSSの所長が「今はボンネットを開けてどうのこうのとやる時代ではなくなった」と話していた。ボンネットを開けてお客にここがダメだとか説明しながら和やかに修理を進めていたが、今はコンピュータ制御でこと足りることが多く、会話の必要がないということのようだ。さらに今は新車に様々な最新機能の搭載が義務付けられてきている。「SS従業員の技術が現状のレベルに対応できているのだろうか」とSS経営者が心配していたが、高性能な技術は今後ますます増えていく。

 そうは言ってもユーザーはどこかおかしいと思ったら、まずはいつものSSに聞いてくるし、緊急の場合は近くにあるSSに飛び込むことがあると思う。そんな時に、その故障がメーカーでしか直せないものだとして「うちでは直せないのでメーカーに行ってくれ」と断るのか、または「多分ここが故障していると思うので、ここを直してくれと伝えて」と言うのかでユーザーの信頼感は大きく変わる。それができる知識・技術の習得はこれからも必要になる。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月13日(月)から5月19日(日)まで
価格下降
仕切り価格、実質ベースで値下がり

05月15日付ヘッドライン

■自燃油は対応にバラツキ 道内35市燃料油納入価格
■前年比6・4%減920万kl 令和5年度道内の燃料油販売
■修復歴見抜く力育成 ホームネットカーズが中古車査定A研修
■26%強が「非常に深刻」 人手不足で道が特別調査
■主力の洗車で売上増目指す 道エネ栄町セルフSS