道内35市燃料油納入価格
30市がガソリン値下げ
2022.1.25
 毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自の調査に基づき納入価格の改定を行う市が多い中で、ガソリンや軽油については昨年12月の比較的荒い値動きを受け、30市が2円から7円までの幅で値下げに動いていたことが今月14日現在の本紙調査で明らかになった。ともに35市平均価格は、前回12月6日調査を大きく下回る。     =金額は消費税抜き=

■ ガソリン・軽油

 札幌市場では、昨年12月第3週後半から4円程度の底上げが進み、レギュラーガソリン看板価格は消費税込みでフル162円、セルフ159円大勢に持ち上がったが、それ以前、それ以後は比較的荒い値動きとなっていた。そうした状況は他市場も同様で、前回調査以降の価格改定を見送っている滝川など3市を除く32市のうち、30市が2円から7円までの幅で値下げに動いた。

 また、価格改定スパンを半月ほどに短縮し、値下げ、値上げを繰り返す市が目に付いたのも今回の大きな特徴で、レギュラーガソリン35市平均価格は前回調査を3円74銭下回って148円87銭となった。

 軽油もそうした状況は変わらず、35市平均価格は前回を3円62銭下回る135円30銭だった。


■ 灯油・A重油

 灯油は、プライスリーダーのコープさっぽろが1月1日給油分から5円の値下げに動いたが、14日までにそれを反映させた市はわずか。元売仕切り価格の値下げなどで実勢がバラついていたこともあって各市の対応は値上げ、据え置き、値下げに3分し、未納入1市を除く34市平均価格は前回をわずかに30銭下回って101円24銭だった。

 A重油も同様だが、値下げが値上げや据え置きをわずかに上回り、未納入1市を除く34市平均価格は前回を94銭下回って99円75銭だった。


北海道のガソリン価格予想
5月6日(月)から5月12日(日)まで
価格上昇
実質ベースで仕切り価格が上昇

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