札幌市場ではフル154円
ガソリン税の旧暫定税率廃止をめぐり、ガソリン価格の大幅な値下げが進んだ道内各市場。今、マージンの減少に危機感を抱く多くの販売業者が元売仕切り価格上昇分の確実な転嫁に併せて値戻しにも動く。昨年夏頃から顕著となった「値上げ後すぐの値下げ」が姿を消す中で、やっと市況の安定にも道が開けつつあるようだ。
札幌市場では、マージンの減少に危機感を抱く販売業者の多くが今年に入って早々の1月5日頃から3円程度の値戻しに動き、レギュラーガソリン看板価格はフルで150円から154円まで、セルフで147円ほどが主流となったが、この時は徐々に値を下げながら130円台看板を掲げるようになった量販セルフに引きずられる形で値崩れ。その後、連休明けの13日頃から再び仕切り上昇分の50銭に3円ほどを乗せた値戻し、さらに26日頃からは仕切り上昇分3円そのままの転嫁が進展した。
今月2日現在、146円80銭を打ち出す量販セルフの近辺で2、3円ほどの値下げも散見されるが、昨年夏頃から顕著となった「値上げ後すぐの値下げ」が姿を消しつつある中で、看板価格は変わらずフルで154、157円、セルフで151円ほどが主流。やっと市況の安定にも道が開けつつあるようだ。
ただ、マージンは石油情報センターの石油製品卸価格調査などから類推して最大18円程度。粗利20%以上を標榜する業界としては大幅な不足感があり、仕切りの上昇、下落にかかわらず、もう一段の底上げが進みそうな気運も感じられる。
こうした状況は他市場でも同様で、バラツキを残しながら旭川ではフル148円、セルフ146円、函館ではフル148円、セルフ145円、帯広ではフル155~158円、セルフ146円が主流となっている。
セルフ151円看板が主流
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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04月05日付掲載予定
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