需要増で前年度上回る
降雪が押し上げ535億円余
2026.5.25
 本道における軽油引取税の令和7年度調定額(課税総額)は、暫定値ながら535億6534万8000円となり、ここ10年で最も少なかった前年度を1億7000万円ほど上回っていたことが道総務部財政局税務課への取材で明らかになった。物流の効率化がある程度落ち着いたことや冬場の降雪が例年並みにまで戻ったことが要因と考えられる。

 調定額は、石油販売事業者など特別徴収義務者からの申告分に不正混合などによる更正決定分を加えたもので、滞納分は含まれていない。

 令和7年度(令和7年4月~令和8年3月)は暫定値ながら535億6534万8000円。年度当初の見込み額535億1292万1000円を5242万7000円上回るとともに、過去10年で最低だった前年度の533億9226万9000円(確定値)を1億7307万9000円上回った。

 過去10年(表参照、平成28年~令和6年度は確定値)に限れば、勢力の強い台風の同時上陸で甚大な被害をこうむった道東や道北で災害復旧工事が進んだことなどから平成28、29年度は上向いたものの、その後はコロナ禍の拡大で軽油の需要が激減した令和2年度まで漸減。3年度にコロナ禍の収束に伴う経済活動の本格的再開でやや戻したものの、その後は再び漸減傾向となっていた。

 小幅ながらも7年度に上向いたのは、トラックドライバーの時間外労働に制限が設けられた「2024年問題」に伴う物流の効率化がある程度落ち着いたことや、減少気味だった冬場の降雪量が例年並みに戻り、一部地域では大幅に増えたことなどが要因とみられる。

 なお、令和8年度当初見込み額は、軽油引取税の旧暫定税率廃止に伴い269億5113万2000円となっている。


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05月30日付掲載予定

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