札幌市場ではフル169円
激変緩和措置による国の燃料油に対する補助金の支給で元売仕切り価格は実質ベースで横ばいか、上下動をしても20、30銭ほどの小幅で推移するが、そうした状況の中でも道内主要市場の多くが安定市況の構築に苦慮している。利潤確保へ底上げに動いても、追随しない量販各社の「安値」に引きずられて結局は値崩れ、という悪循環が繰り返される。
今年5月頃から、国の補助金を織り込んだ元売仕切り価格と連動しないまま値崩れ、値戻しの繰り返しがとりわけ顕著となってきた札幌市場。そうした状況は今も変わらずに続いている。
盆明け以降でも8月17日、24日、31日、9月7日、14日と毎週はじめに多くの販売業者が利潤の確保に向けて底上げに動くものの、いずれも値戻し。追随しない量販各社の「安値」に引きずられ、遅くとも週末までには値を崩すという図式がそれらの間に挟み込まれるためだ。
価格が高止まりする中で、給油客が少しでも安い価格を掲示するSSを探し、流れるという現実は確かにあり、価格差の解消を視野に入れた値下げもやむを得ないところだが、適正な利潤の確保という意味合いでは、まさに自分の首を自分で絞めるのに等しい行為。
札幌市場ではシルバーウィーク明けの24日、最終週冒頭の28日からさらなる底上げが進展し、フル169円、セルフ166円看板が再び目立つようになっているが、最低でもそれがそのまま続くよう「踏みとどまり」を期待したいもの。かつて盛んに言われた「棲み分け」を思い起こした、各販売業者の英断が求められる。
また、道内他市場では元売仕切り価格の振幅が小さいため値上げに踏み切れず、ジリ安状態のまま推移しているところもあるが、これも同様、はびこる諦観の打破と販売業社の英断とが切に求められるところだ。
セルフ166円看板が中心
北海道のガソリン価格予想
10月5日(月)から10月11日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン
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10月05日付掲載予定
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