
イラン情勢の緊迫化による供給不安などで原油価格が急騰したことを受け、3月第2週後半には道内各市場の石油製品小売価格も急上昇。その後、国の緊急的な激変緩和措置の開始で価格はやや下がったものの、20円を超す乱高下に道内35市の対応は混乱を極め、多くは「めったにない」という月中複数回の改定で乗り切った。その結果、今月6日現在のレギュラーガソリン35市平均価格は、前月を17円近く上回る161円13銭となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自の調査に基づいて価格を改定し、月初に遡るか翌月に繰り延べ適用しているが、3月ばかりは従前と様相を異にした。米軍やイスラエル軍によるイランへの軍事攻撃やそれへのイランの報復、また、世界の石油消費量の約2割が通過するホルムズ海峡の実質的な封鎖を受けて原油価格が跳ね上がり、道内各市場の石油製品小売価格も3月第2週後半に急上昇したからだ。
その後、国の緊急的な激変緩和措置の開始で価格はやや下げに向かったが、20円を超す乱高下に35市いずれも対応に苦慮し、混乱を極めた。
小売価格に一定額の変動があれば納入価格をその都度見直すという条項を業者との契約に盛り込んでいる市も多く、そうしたところでは「めったにない」という月中複数回の価格改定で何とか乗り切った。
今月6日現在で行った本紙調査によるレギュラーガソリンの35市平均価格は前月を17円14銭上回る161円13銭で、最高値は北見の178円、最安値は芦別の145円90銭。軽油の35市平均価格は前月を16円46銭上回る153円52銭だった。
■ 灯油・A重油
灯油やA重油も状況は変わらず、灯油は未納入1市を除く34市平均価格が前月を19円23銭上回る131円86銭、A重油も同様、未納入1市を除く34市平均価格が前月を18円47銭上回る131円13銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
4月6日(月)から4月12日(日)まで
価格下降
緊急的激変緩和補助金と備蓄放出の効果が出始めるか
|
04月10日付ヘッドライン
■20円超す乱高下に苦慮 月中複数回改定で対応 道内35市燃料油価格 |
■先が読めぬイラン情勢 影響の拡大、長期化懸念も |
■標津町公用車にカーボンオフセット燃料「ICOF」 |
■GW期間中の国内旅行、1・7%増2390万人 JTB調査 |
■油販、油外ともに「絶好調」維持 販売の効率化課題 アイックスセルフ伏古 |