道内35市燃料油納入価格
11市が価格改定見送る
2021.6.15
 このところの比較的安定した市況を背景に、空知北部、道東を中心に11市が5月以降の価格改定を見送っていることや、残る24市についてもレギュラーガソリン、軽油については対応にバラツキのあることが今月7日までの本紙調査で明らかになった。レギュラーガソリン35市平均価格は2カ月連続で値下がりして134円97銭となっている。   =金額は消費税抜き=

■ガソリン・軽油

道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自調査に基づき価格を改定し、月初に遡るか翌月1日に繰り上げて新価格を適用しているが、5月の大型連休以降は市場価格の変動が比較的小さく、空知北部や道東を中心に3割強の11市が改定を見送っている。また、残る24市についても、レギュラーガソリンについては5市が値上げに動く一方で11市が値下げ、8市が据え置きと対応が分かれた。

 レギュラーガソリンの35市平均価格は、32銭と小幅ながら2カ月連続で前回調査を下回り134円97銭。最高値は稚内の146円、最安値は芦別の123円50銭で、その差は前回調査より5円ほど縮まった。

 軽油もほぼ同様、35市平均価格は前回調査を23銭下回って121円39銭となっている。

■灯油・A重油

 騰勢で推移してきた灯油価格も、大型連休以降は全道的に上げ止まりの様相を見せ、7市が値上げに動く一方で16市が据え置いたことから、未納入1市を除く34市平均価格は6カ月連続の上昇ながら、上げ幅が60銭にとどまって85円53銭。最高値は根室(郊外地)の93円、最安値は札幌(清田区)の69円20銭だった。

 A重油は9市が値上げに動き、未納入3市を除く32市平均価格は、前回調査を44銭上回って85円65銭となっている。




北海道のガソリン価格予想
6月14日(月)から6月20日(日)まで
変わらず
仕切り転嫁進む

06月20日付掲載予定

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