過疎地におけるSS、3割近くが事業継続の意思決定できず
2017.5.29
 SS過疎地などに所在するガソリンスタンドのうち、3割近くが事業継続意思決定を未定、または廃業を考えているとしていることが、経済産業省が25日に開催した「第4回 SS過疎地対策協議会」の中で明らかになった。

 これは、SS過疎地や居住地から⼀定距離圏内にSSが存在しない地域を含む市町村に位置するSS(1436カ所)を対象としたアンケート調査によるもの。

 事業意思を未定としたSSは19%、廃業を考えているとしたSSは9%にのぼり、ほかにも自由記述回答の中では「収入次第」や「ガソリンの店頭販売をやめ、灯油配送のみに変更」、「従業員の確保ができれば継続」、「自治体と相談」、「整備または廃業」などの回答も見られ、業界で課題とされている収益や従業員の確保、施設老朽化に伴う整備などが色濃く反映される形となった。


北海道のガソリン価格予想
6月16日(月)から6月22日(日)まで
価格上昇
週末、週初めに値上げ

06月10日付ヘッドライン

■実勢反映、値下げ相次ぐ ガソリンは最大13円 道内35市燃料油納入価格
■大幅な値下げも顕著に 業者間に危機感 定額補助で道内各市場
■経年劣化対策を確実に LPガス事故防止へ道が保安方針
■好調車検、さらなる増販目指す 出光リテールセルフ北19条
■コーテュング増販順調 2カ月先まで予約 地崎商事八軒SS