ものをいう資格や技術
今や老若男女関係なし
2019.11.5
 運転免許証の保有者数は16歳以上人口の約75%、男性に限ると85%になる、最もポピュラーな資格である。この免許証には12桁の数字、免許証番号が記載されているが、この数字には幾つかの意味が隠されている。

 左から1番目と2番目の2桁の数字は最初に免許交付を受けた都道府県を示している。都道府県公安委員会に番号が付いており、東京都が30で、大阪府は62。本道は北海道公安委員会が10で函館11、旭川12など。左から3番目と4番目は最初に免許の交付を受けた西暦。1982年なら82、2010年なら10となる。5番目から10番目までの6桁は公安委員会の管理番号等で、11番目が入力ミス等のチェックデジット。問題は12番目だが、これは運転免許証紛失回数。何回紛失して再交付を受けたかの回数だ。破損による再発行はカウントされず、あくまで紛失による回数。だから免許証を他の人に見せた時に、この数字の意味を知っている人には何回なくしたかが分かってしまう。

 ある新聞に千葉県柏市出身の30代女性が北海道の農業を技術的に支える農業改良普及員として平取町で活躍しているという記事が載っていた。これを読み思ったのは、営々と築き上げてきた経験、技術に対し、若い女性がアドバイスをして素直に受け入れてくれるのかという疑問だった。だが、すぐに疑問が杞憂だったことを知った。資格や技術がものをいう時代になったことを、男性社会である業界も知るべきだと思った。   (祐)


北海道のガソリン価格予想
4月29日(月)から5月5日(日)まで
価格下降
仕切り価格値下げのため

04月30日付掲載予定

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