本年度上半期(4~9月)の道内燃料油販売は、7月下旬から新型コロナウイルス感染が再拡大したものの、経済活動の活性化などに伴って前年度を43万kl余り、12・3%上回る394万218klとなっていたことが石油連盟のまとめで明らかになった。ナフサを除く6油種いずれも前年度を上回り、コロナ禍前となる令和元年度の407万kl余にも迫る勢いだ 。
上半期の道内燃料油販売は、平成29年度まで500万kl超で推移してきたが、30年度に500万klを割り込み、翌令和元年度にはナフサの60万kl余に及ぶ減少で一気に下降。2、3年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い過去最低か、それに次ぐ水準となっていた。
本年度も新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格の高騰に伴う製品価格の上昇が下押し要因となったものの、経済活動の活性化などに伴って前年度を43万kl余、12・3%上回る394万218klとなり、コロナ禍前の元年度と比べても、わずか13万klの落ち込みにとどまった。
油種別でもナフサを除く6油種いずれも前年度を上回ったが、ガソリンは、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク商戦や盆商戦を背景に5月以降、5カ月連続で前年度を上回り、6・3%増の106万1595klと3年ぶりに100万kl台を回復。
灯油は、4、5月に大幅な減少となった前年度の反動もあって16・6%増の50万4193kl、軽油は4、7月に小幅ながら前年度を下回ったものの、貨物輸送の増大などで3・1%増の108万7607klとなり、このほかジェット燃料油とA重油も6カ月連続で前年度を上回るなど、B・C重油とともに販売量を大きく伸ばした。
北海道のガソリン価格予想
9月9日(月)から9月15日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇 週前半に引き上げ
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09月15日付ヘッドライン
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