
道内主要市場では昨年12月初めに底上げが進展したものの、以降、ジリ安で推移したことから、道内35市のうち直近のレギュラーガソリン納入価格を引き上げたのは12市にとどまっていたことが今月10日現在の本紙調査で明らかになった。一方で灯油はコープさっぽろの値下げなどを受け25市が最大で7円05銭値下げしている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くは、毎月20日過ぎに納入業者からの申し入れや独自の調査に基づき納入価格を改定し、新価格を月初に遡るか翌月1日に繰り延べ適用している。昨年12月初め、札幌市場で5円程度の底上げが進展するなど道内主要市場はガソリン、軽油の値上げに動いたものの、年末にかけてはジリ安で推移。そうした中で道内35市のうち6市が12月中の改定を見送り、残る29市のうち17市が価格を据え置いたことから、値上げは12市、上げ幅も最大で4円にとどまった。
レギュラーガソリンの35市平均価格は、前回11月30日・12月1日調査を55銭上回る150円72銭となり、最高値は稚内の163円、最安値は芦別の137円90銭だった。
軽油も価格改定見送り6市を除く29市のうち19市が据え置いたことで、35市平均価格は前回調査を46銭上回る137円25銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油は、プライスリーダーのコープさっぽろが12月1日給油分から一律5円の値下げに動き、販売業者の多くが追随したことなどで、価格未改定6市、未納入1市を除く28市の9割近い25市が最大で7円05銭値下げ。また、コープさっぽろの1月1日給油分からの3円値下げを反映させた市も一部あり、34市平均価格は前回調査を2円77銭下回る104円70銭となった。
A重油は、小幅値上げが4市あったものの18市が値下げしたことで、未納入1市を除く34市平均価格は、前回調査を1円35銭下回る104円21銭となっている。
北海道のガソリン価格予想
9月25日(月)から10月1日(日)まで
変わらず
値下げの動きもあるが
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09月25日付ヘッドライン
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