
ロシアのウクライナ侵攻に端を発した原油価格の高騰に伴い、道民の生活を支える燃料油価格も高止まりのまま推移。そうした中で北海道立消費生活センターや札幌市消費者センターには今冬も「価格」に関する相談や苦情が以前とはやや趣を異にしながら相次ぐ。また、売り手と買い手とのちょっとした「行き違い」から生じる不満も依然として寄せられている。
昨年10月から今年1月末までに北海道立消費生活センターと札幌市消費者センターとが受理した石油製品に関する消費者の相談や苦情などは合わせて92件。これを多いと見るか少ないと見るかはそれぞれだが、前年同期の56件を大幅に上回っており、消費者側の関心の高まりとも読み取ることができる。
これらの多くは価格に関するものだが、新聞やテレビ各社が原油価格の高騰を報じ続けたことから、以前のような「高くて不満」といった直截的なものは少なく、灯油については「ほかと比べると高い。平均価格を知る術を知りたい」といった相談や「地域間で格差があるのはなぜか」といった問い合わせが目立つ。
また、相変わらず賃貸アパート居住者からのものが多かったLPガスについては「販売業者が大家に払うリベートが料金に上乗せされているのではないか」といった疑念もあった。
他方、売り手と買い手とのちょっとした「行き違い」から生じる不満なども依然としてなくなっていない。灯油については例年と同様、定期配送の際の給油量が「納品書に比べ少ない」とか「不在時に勝手に給油されるのは困る」といった疑念や不満とともに、配送業者の手違いで「夜に灯油が切れ、翌朝まで我慢を強いられた」というケースも。さらには定期配送ドライバーの対応の悪さや、配送の間隔が開いて給油量が増えたことに伴う請求額の増大などを指摘するものもあった。
LPガスでは「値上げについての通知がきちんとした書面ではなく、検針票の片隅に書かれているだけだった」ことへの腹立ちなどが出ている。
北海道のガソリン価格予想
5月11日(月)から5月17日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛
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05月15日付掲載予定
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