札幌圏ではフル175円、
適正市況の構築に向け、やや落ち着きを取り戻しつつあった札幌市場で今、セルフSSのレギュラーガソリン看板価格が乱高下している。仕切り価格上昇分の転嫁や値戻しによる「値上げ」と攻勢を強める一部量販店に追随した「値下げ」との繰り返しによるものだが、盆を挟んだ時期の振幅は10円以上にもなり、消費者にも戸惑いが広がっている。
国の定額引き下げ措置や激変緩和措置による補助金を織り込んだ実質ベースでの仕切り価格は、7月第2週から5週連続で値上がり。この間、販売業者の多くがバラツキを残しながらも4回にわたって転嫁に動き、市場には久しぶりともいえる落ち着きが戻りつつあった。
ところが盆商戦をにらんだ一部量販店の値下げで状況は一変した。
今月12日に多くの販売業者が仕切り上昇分の転嫁に動いたことで、看板価格はフル177円、セルフ174円が目立つまでに持ち上がり、量販店も1円20銭差でこれに追随したが、早くも翌日から値下げ。さらに14日から適用の仕切り価格が実質ベースで2円80銭の値下げとなったことから量販店が160円80銭まで値を下げ、それに追随するセルフも相次いだ。
口銭が大幅に落ち込む中で、危機感を抱いた販売業者の多くが18日に再びセルフ172円までの値戻しに動いたが、これも翌日には値を崩しており、こうした看板価格の乱高下に消費者には戸惑いが広がっている。
ある販売業者は「山積する課題解決に向けて利益をしっかり取っていかなければならない状況を考えれば、極めて憂慮すべき事態」だと語気を強めるが、一方で「 (追随をしない)独歩もはばかられる」と話し、苦衷をのぞかせる。
セルフ172円看板が多くなったが
北海道のガソリン価格予想
8月17日(月)から8月30日(日)まで
価格上昇
週早々にも値戻しか
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