
取引の適正化などを目的とする液石法が昨年4月に公布。このうち今年4月に3部料金制の徹底が施行されたあと初の北海道地方LPガス懇談会が27日に開かれ、消費者、事業者双方の団体代表に行政、有識者らも交え「LPガスの料金透明化・取引適正化」や「保安」をテーマに意見を交換。改正省令の施行後の実態や今後の実効性確保について協議を重ねた。
長年にわたり指摘されていたLPガスの商慣行是正に向けて経済産業省は昨年4月2日、液石法施行規則の一部を改正する省令を交付した。改正点は、取引適正化のための①過大な営業行為の制限、料金透明化の②3部料金制の徹底、消費者保護強化の③LPガス料金などの情報提供。①と③は昨年7月2日に施行となり、②は今年4月2日に施行となった。
3項目施行後初となる懇談会では、北海道経済産業局資源エネルギー環境部資源・燃料課の五十嵐岳紀課長が「LPガスは道民の生活を支える上で欠くことのできないエネルギー」だとあいさつし、改正省令の実効性確保に向けた取り組みの重要性を強調。そのあと北星学園大学の大島寿美子教授の司会でLPガス事故の発生状況などの「保安」と「LPガスの料金透明化・取引適正化」の2つのテーマに沿った懇談を進めた。
料金透明化・取引適正化ではまず、資源エネルギー庁とエルピーガス振興センターが事前にプレゼンを実施し、改正省令の内容のほか7割以上が2部料金制を採用し、3部料金制の導入が10%に満たない実態などを報告した。
これを受けて消費者委員の平照治北海道生活協同組合連合会専務理事が北海道LPガス協会のホームページは未だ2部料金制の普及となっていることを指摘し、その改正時期とともに本道における3部料金制の導入割合について質問。
これに対し事業者委員である諸治憲一北海道LPガス協会副会長が、ホームページは9月中旬に3部料金制になるよう着手しているとし、道内の全事業者の97、98%が3部料金制を完全実施していると回答した。
なお、保安に関してLPガス協会は、本道では落雪による事故が多いため、落雪に耐えられる配管としている実態を明らかにした。
北海道のガソリン価格予想
3月9日(月)から3月15日(日)まで
価格上昇
仕切り価格上昇分を転嫁か
|
03月10日付ヘッドライン
■ガソリン、軽油は対応バラつく 道内35市燃料油納入価格 |
■原油価格100㌦超も視野 イラン情勢緊迫化で上昇 |
■灯油残量などを見える化 エネコープが「灯油マイページ」リリース |
■石油機器は前年度比減 2026年度の出荷金額予想 |
■タイヤ販売の増強も視野 課題は油販拡大 アイックスセルフこまち西岡 |