
道内35市の多くは毎月20日過ぎに納入業者からの申し出や独自の調査に基づき納入価格を改定しているが、3割を大きく超す12市が少なくとも前回の本紙調査(8月6日現在)以降の価格改定を見送っていること、また、残る23市についてレギュラーガソリンと軽油は値上げ、灯油とA重油は据え置きが多くを占めていることが今月4~5日現在の本紙調査で明らかになった。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油
道内35市の多くが毎月20日過ぎに納入業者からの申し出などに基づき納入価格を改定、新価格を月初に遡るか翌月に繰り延べ適用しているが、底上げや値戻しと値崩れとを繰り返す道内各市場の改定時期の価格が、前月のそれとほとんど変わらなかったことや、道東圏の一部では比較的安定した市況を維持したことから、3割を超す12市が価格の改定を見送った。
レギュラーガソリンについては、残る23市のうち15市が最大で4円の値上げ、2市が最大で2円の値下げに動く一方、6市が価格を変えず据え置いたことから、35市平均価格は前回調査を1円36銭上回る159円32銭。最高値は稚内の171円、最安値は芦別の147円80銭だった。
軽油もほぼ同様、35市平均価格は前回調査を1円30銭上回って146円12銭となっている。
■ 灯油・A重油
灯油は道南圏などで1円程度の値上げも目に付いたが、プライスリーダーのコープさっぽろともども市場の動きは乏しく、未改定12市に加え18市が価格を据え置いたことから、未納入1市を除く34市平均価格は前回調査を小幅10銭上回る112円89銭。
A重油も同様に16市が価格を据え置いたことから、未納入2市を除く33市平均価格は前回調査を50銭上回って113円63銭となった。
北海道のガソリン価格予想
12月8日(月)から12月14日(日)まで
価格上昇
11日補助金増額で値下げ
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12月10日付掲載予定
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