増える「あきらめ倒産」
中小育成へ支援不可欠
2025.10.15
 8月末に開かれた道東4石協の経営懇談会で、油槽所の燃料貯蔵タンクの入換えで規定より小さなタンクは補助対象にならない、ということが話題となった。全石連などから補助金を受けられる油槽所は1基20kl以上の燃料貯蔵タンクを保有していることなどと規定されているが、組合員の油槽所は10kl2基で対象にならなかったというもの。地方には小規模設備も多いことから、改善に向けた要望をしていくことで一致した。


 帝国データバンクはこのほど、2025年1~8月に全国で休業・廃業、解散した企業(個人事業主を含む)が4万7078件だったと公表した。前年同期を9・3%上回り、3年連続の増加となる。このうち黒字かつ資産超過状態での休廃業が判明した企業が全体の16・2%を占めた。自社の事業や業界全体の将来性が見通せず、現状のままではさらなる業績悪化が避けられないと判断した中小零細企業が、手元資金に余裕があるうちに会社をたたむことを決意した、余力ある「あきらめ廃業」が増加しているそうだ。

 今年2月に閣議決定した第7次エネルギー基本計画にはSSによる供給ネットワークの維持・強化に取り組むことが盛り込まれた。道内にはSSが3カ所以下の市町村が全体の3分の1強を占める現状を考えると、災害時だけでなく平時からの地元活用こそ地域エネルギー確保の上で最も重要であり、SSの経営維持のための公的支援を考える時期にきているのではないか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月18日(月)から5月24日(日)まで
価格上昇
値戻し進むか

05月25日付ヘッドライン

■降雪が押し上げ535億円余 令和7年度軽油引取税課税額
■脱炭素社会への道筋探る 苫小牧でゼロカーボン講演会
■商取引阻害要因を排除 函館石協通常総会
■事業計画にカスハラへの対応も 上川北部石協通常総会
■ドラスル中心に油外が好調維持 道エネチャレンジ西野3条