技術などの伝承不可欠

急がれる喪失防止対策
2025.10.10
 北海道は企業経営者の意識調査として人手不足の状況を特別調査しており、正規従業員に関しては6割以上の企業が不足だと回答している。この不足状態がもたらす影響としては、売上げの減少(機会損失等)、生産性やサービス等の低下、従業員間の技術・ノウハウ伝承の不足が毎回上位を占めている。その緩和策としては賃上げを挙げる企業が多い。

 先日、数年前から地域の神社で氏子を務めるご近所さんに会い話をした。お祭りを終えたばかりで、今年も大変だったと話していた。手伝うようになった時に一番驚いたのは、どういうふうに運営するかという記録が何も残っていないことだったそうだ。氏子総代と古老が、ああでもない、こうでもないと神社の飾りつけなどをやっており、この人達がいなくなったらどうにもならないのではと危機感を持ったそうで、それは今年も変わっていなかったようだ。

 次期総代をやらなければならないのではと水を向けると、それ自体はまんざらでもない様子だったが、親から子、子から孫へと代々引き継ぐ人もおらず「とにかく若い人がいない」と60歳代で最年少のご近所さんが話していた。宮司のいない地域の小さな神社にも高齢化と伝承不足が現実にある。

 SSにも当てはまると思うが、長い間培われてきた技術、工夫を重ね最高の効率化を確立した作業手順などが人手不足で喪失するのはとても残念なこと。喪失しない対策が今ほど急がれることはないのではないか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
10月19日(月)から10月25日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン

10月20日付ヘッドライン

■悩み多きは「灯油商戦」 価格高騰など懸念材料山積
■カスハラなどへの対処法伝授 顧客対応力向上人材育成研修
■不正軽油の一掃へ総力 全国一斉に抜取調査
■11月を事業承継月間に 経産局など38件のイベント計画
■前年並み脱却へ「巻き返し」策模索 カクイ協和産業月寒SS