
「やっぱり白いものを見なければ始まらない」と言われる灯油商戦。灯油は本道の石油販売業者にとって「命綱」でもあり、その成否が経営に大きく影響する。ここ数年は商戦入りとなる10月や11月が暖冬模様で需要が減退、さらに降雪も遅いことで10月の初回配送の量が思ったほどでないなど「出の悪さ」に悩まされている。今年こそはと思いつつ、気になるのが今シーズンの天気と気温。
札幌管区気象台が8月中旬に発表した最新の3カ月予報によると、向こう3カ月の気温は例年より高く、降水量は平年並みとなる見込みだそうだ。7月から8月にかけて厳しい暑さが続いた本道は、9月も平年より気温が高めで推移し、厳しい残暑になる日がありそう。そして気になるシーズンインの10月も気温は平年より高く、降水量は平年並み。この予報どおりだと今年も「出の悪さ」に悩まされかねない。
さらに冬の始まりと言われる11月も平年より気温が高く、本格的な冬の訪れは遅くなりそうだ。今年は「残暑が長く続き、秋の陽気を経験せずに冬を迎えるというような、秋のない年になる」のではないかと言われている。
物価の高騰で消費者には節約意識が広がり買い控えが続く。これに暖冬が加われば燃料油需要の減退につながることは容易に想像がつく。天気頼みではないものの、せめて今年は長期予報どおりにはならず、許容範囲での低気温、早期の降雪を期待したい、というのがシーズン前の偽らざる心境だ。 (祐)
北海道のガソリン価格予想
5月11日(月)から5月17日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛
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05月10日付ヘッドライン
■期待しぼんだGW商戦 油販、油外ともに伸びず |
■企業規模で景況感に相違 日本政策金融公庫「中小企業動向調査」 |
■影響度合いやや緩和 道が「人手不足」で特別調査 |
■データセンター集積型で道 経産省「GX戦力地域」第1次審査通過 |
■油販の回復、拡大に照準 出光リテール販売札苗SS |