3カ月予報は気温高め
どうなる今冬灯油商戦
2025.9.15
 「やっぱり白いものを見なければ始まらない」と言われる灯油商戦。灯油は本道の石油販売業者にとって「命綱」でもあり、その成否が経営に大きく影響する。ここ数年は商戦入りとなる10月や11月が暖冬模様で需要が減退、さらに降雪も遅いことで10月の初回配送の量が思ったほどでないなど「出の悪さ」に悩まされている。今年こそはと思いつつ、気になるのが今シーズンの天気と気温。

 札幌管区気象台が8月中旬に発表した最新の3カ月予報によると、向こう3カ月の気温は例年より高く、降水量は平年並みとなる見込みだそうだ。7月から8月にかけて厳しい暑さが続いた本道は、9月も平年より気温が高めで推移し、厳しい残暑になる日がありそう。そして気になるシーズンインの10月も気温は平年より高く、降水量は平年並み。この予報どおりだと今年も「出の悪さ」に悩まされかねない。

 さらに冬の始まりと言われる11月も平年より気温が高く、本格的な冬の訪れは遅くなりそうだ。今年は「残暑が長く続き、秋の陽気を経験せずに冬を迎えるというような、秋のない年になる」のではないかと言われている。

 物価の高騰で消費者には節約意識が広がり買い控えが続く。これに暖冬が加われば燃料油需要の減退につながることは容易に想像がつく。天気頼みではないものの、せめて今年は長期予報どおりにはならず、許容範囲での低気温、早期の降雪を期待したい、というのがシーズン前の偽らざる心境だ。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
5月18日(月)から5月24日(日)まで
価格上昇
値戻し進むか

05月25日付ヘッドライン

■降雪が押し上げ535億円余 令和7年度軽油引取税課税額
■脱炭素社会への道筋探る 苫小牧でゼロカーボン講演会
■商取引阻害要因を排除 函館石協通常総会
■事業計画にカスハラへの対応も 上川北部石協通常総会
■ドラスル中心に油外が好調維持 道エネチャレンジ西野3条