災害対応力進歩したが
実効性ある施策を期待
2025.12.15
 香港で発生した高層住宅の大規模火災では死者が146人に上る大惨事になったが、その火災が拡大したのは竹の足場に火が燃え移り、それが崩れ落ちて他の棟にも移ったためと考えられている。
それを聞いた時に「いまどき竹の足場か」とも思ったが、香港の竹の足場は漢王朝時代からの建築技法で、今も広く使われ、「守るべき文化遺産」だという声もある。ただ、今回の事故を受けて、
竹の足場は今後使用が禁止されるようだ。

千島海溝周辺海溝型地震が想定され、カムチャツカ半島付近の地震に伴う津波警報の発令や帯広での大雪など自然災害が多発している中で、国や道では災害時の燃料供給支援訓練や情報伝達訓練を毎年実施し、また、石油業界でも国の補助事業である災害時対応実地訓練を毎年実施するなど、SSの災害対応力は格段の進歩を遂げている。

 あるSSでは東日本大震災を教訓として非常用発電機を導入し倉庫に保管していたが、胆振東部地震に伴う停電で倉庫のシャッターが上げられず使えなかったという笑うに笑えない話も聞く。今は改善したそうだ。

 災害時におけるエネルギー供給の「最後の砦」となるSS数が減少し、支障をきたす事態にもなり得ると北海道経済産業局は今月15日にSS過疎地対策SDGsセミナーを旭川市で開催するとともに、過疎地対策の方針案をまとめた。こうした方針を明示すること自体、画期的なことだと思うが、さらに実効性のある施策を期待したい。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
4月27日(月)から5月3日(日)まで
変わらず
仕切り価格が微小な動きのため

04月30日付ヘッドライン

■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省