来年こそ良い年にしたい
流行語が業界から出れば
2025.12.25
 師走に入ると、様々な「今年の〇〇」というのが発表される。まずは話題となった言葉に送られる「現代用語の基礎知識選2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」。今年は高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が選ばれた。10月4日に高市氏が女性初の自民党総裁に選出された際の演説で発した言葉だったが、働き方改革に逆行などという批判もあった。ただ、選考事務局では「ここのところトンと聞かなくなった気合の入った物言い」とインパクトを評価している。この流行語大賞もZ世代の学生に限ると、1位は今年開催された大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクに変わり、働いて…は4位となる。


 次にその年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」には「熊」が選ばれ、12日に京都市東山
区の清水寺で森清範貫主が揮ごうした。日本漢字能力検定協会が毎年公募しているもので、今年の応募総数は18万9122票だった。このうち「熊」は全国各地で熊の被害が相次ぎ、国民
の関心と不安を招いたことで全体の12・3%となる2万3346票。2位は「米」。価格の高騰などで2万3166票となり、1位と僅差だった。このほかにも2025年SNS流行語大
賞は「ミャクミャク」が、今年の北海道農業10大ニュースの1位は「備蓄米の放出」だった。

 来年は石油業界が世間に注目され、しかも良い話題が流行語に選ばれることを期待し今年の筆納めとする。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
12月22日(月)から12月28日(日)まで
価格上昇
値戻し後の下げもあり

12月20日付ヘッドライン

■「GSではなくSS目指せ」 SS過疎地対策で道経産局がセミナー
■「価格」が販売業者翻弄 今年を回顧
■最終消費3年連続減少 2024年度エネルギー需給実績
■年末年始も油外増販目指す 新規獲得に注力 道エネ三角山SS
■環境特集