SSの経営安定不可避
業界一丸の取り組みを
2026.1.20
 先日、温泉や観光地として人気の神奈川県箱根町で、ガソリンスタンドが相次いで閉店し地元住民や観光客が困惑しているというニュースがあった。元々はSSが5カ所あったが、昨年に2カ所、今年3月にもう1カ所が閉店するといい、箱根町はSSが2カ所というSS過疎地になってしまった。原因は設備の老朽化や慢性的な赤字で、改修費用を捻出してまで営業を続けるよりも閉鎖を選んだようだ。また、人手不足も要因だという。


 資源エネルギー庁のまとめによると、令和6年度末時点での全国のSS数は前年度末比405カ所減の2万7009カ所。本道のSS数は27カ所減の1641カ所だった。また、昨年3月末現在のSS過疎地の状況では、SSが3カ所以下という市町村が全国に381市町村ある。本道に0カ所という市町村はないものの、1カ所の市町村が12町村ある。今年も全国のSS数やSS過疎地が発表されるだろうが、その結果が怖くもある。

 SS所長などに話を聞いても、油販が常に好調だという話はほぼ聞かない。原因は価格の高騰や物価高で、低燃費車の普及も大きいようだ。そこで油販の減少を補うべく洗車や車販などの油外に力を入れるSSが増えているが、人手不足などで苦戦を強いられるSSも決して少なくない。SSだけで努力し、解決策を見つけるのは容易ではない。業界全体が協力し、SSの経営が少しでも良い方向に向かうような方策が立てられることを期待したい。  (彰)


北海道のガソリン価格予想
4月27日(月)から5月3日(日)まで
変わらず
仕切り価格が微小な動きのため

04月30日付ヘッドライン

■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省