
ちょうど一年前のこの欄には、「来年の干支は乙巳(きのとみ)、蛇年」。蛇は古来より金運を司る神として祀られていると書いたが、実際にはどうだったかと言えば、過去最高値を記録した米を筆頭に物価の上昇が止まらない。金が貯まるどころか出で行く一方の年だったが、最後の最後にガソリンの暫定税率廃止が決まり、燃料油小売価格だけは下がったという1年だった。
来年の干支は丙午(ひのえうま) 。丙は陰陽五行説で陽の火、午も陽の火でどちらも明るさや熱の意味を持ち、丙と午が組み合わさるのは60年に一度。両者とも「火」のエネルギーが重なることで情熱的な感じを受ける。代表的なのは歌舞伎や文楽などでお馴染みの「八百屋お七」。お七は丙午の生まれとされる。好きな男性に会いたい一心で自宅に放火し、火あぶりの刑に処せられたということで、丙午生まれの女性は気性が激しく、夫の寿命を縮めるという迷信が生まれ、前回の丙午、1966年の出生率は25%も減少したそうだ。
本来は「火」のエネルギーが重なり合うことから、発展や繁栄の象徴として「燃え盛るエネルギーで道を切り開く」や「新しい発展の芽が生まれる」といったポジティブな意味合いを持つという。まさに今、脱炭素社会実現のため水素や合成燃料など新しいエネルギー開発に挑んでいる石油業界にはうってつけの年だと言えそうだ。来年は「陽の火」にふさわしい画期的な進歩を遂げる年になってほしいと願う。 (彰)
北海道のガソリン価格予想
4月27日(月)から5月3日(日)まで
変わらず
仕切り価格が微小な動きのため
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04月30日付ヘッドライン
■マージン縮小に危機感 「安値合戦」再び顕在化 |
■収支予算など総会提出議案承認 北石連・商が理事会 |
■減少続かず7年度11件 危険物取扱者の「違反行為」 |
■経営への影響依然9割超 道が原油価格などの高騰で調査 |
■需要の創出などが課題 水素・アンモニアの社会実装で経産省 |