期待外れ 年末年始商戦
価格下落もガソリン出ず
2026.1.10

総じて自燃油は低調だったよう
 多くが9連休となった年末年始。旧暫定税率廃止に向けた補助金増額でガソリン価格が大幅に低下し迎えた商戦だったが、結果は期待外れで「販売量は前年より減
少」が大勢。洗車も全道的に盛り上がりに欠けた。また、今年の正月はフルSSだけでなくセルフSSでも休業するところが多く、
長期店休で正月商戦に参加していないというSSもあった。

 年末年始は、9連休や価格の低下を受けて自燃油の増販が期待され、また、天候も大きな崩れはなかったものの「思いのほか出なかった」という声が大勢を占めた。そうした状況を
「価格の低下より物価高が勝ったのでは」と分析する所長もいた。

 また、これまで正月3が日を休むのはフルSSが多かったが、今回は働き方改革や人手不足への対応からセルフSSでも休むところが多く、中には12月30日から1月4日まで休
業し「正月商戦には参加していない」と語る所長も。雨や雪などで洗車も「今イチ」というSSが多数見られた。

 さらに年末年始は看板価格を据え置いたというSSが8割強を占め、残りの2割弱は下げたというSSだった。

 道央圏のうち札幌のSSでは、「どこも開いていない」と駆け込む一見客の来店などでガソリンの販売量が増えたというSSや、年末には洗車が増えたというSSもあったが、一方
で中空知のSSからは「コロナ禍の時より帰省客が増えたもののガソリンの販売量は前年を下回り、軽油も若干下回った」といった声が聞かれた。

 道南圏のうち渡島地区のSSでは、思いのほか来店客が少なく、ガソリンの販売量も前年を下回ったことから「静かなお正月」だと揶揄する所長もおり、洗車も「良くなかった」と
いう。

 胆振地区の温泉街のSS所長は「観光客が増えて近隣のSSが休業したことから前年より販売量は増えた」と好調をアピールするが、ほかの温泉街のSSでは「量販店の開業が大き
なダメージとなった」ところもある。

 道北圏のうち上川地区のSSでは「燃料油は前年より良くない」 「毎年どんどん減っていく」と言い、洗車も「降雨で控える人が多かった」 そうで「ズタボロ」といった嘆きも。

 釧路や帯広、北見などの道東圏では、例年より良かったというSSもあるが、総体的には低調というSSが多かった。


北海道のガソリン価格予想
1月12日(月)から1月18日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇のため その後下げも

01月10日付ヘッドライン

■期待はずれ年末年始商戦 価格下落もガソリン出ず
■6年度末で30万台に迫る 札幌市内の次世代自動車
■2カ月連続前年割れ 11月の国内燃料油販売
■安心・安全の創出決意 札幌市消防出初式開く
■体験談が耳目集める 道経産局などが事業承継でセミナー