地道な取り組みこそ大切
業界の努力も必ずや結実
2026.6.30
 無いものは作ればいいだろうし、出してダメなものは出さなければいい。こんな至極当然なことでも、実際やるとなるととても難しいことである。今回の中東情勢の中で浮き彫りになった日本の原油調達の脆弱さ。じゃあ日本で作ればいいと言っても、日本の需要を満たすだけ作るのは限りなく不可能に近い。ガスも然り。


 ただ、石油資源開発が日高沖の海底で実施してきた天然ガスの試掘が6月10日に終わった。一部の地層で天然ガスが確認されたが、直ちに商業化できる量ではなかったそうだ。今後、地質データなどを解析し採算性が見込まれればさらに試掘を行うが、資源に乏しい我が国にとっては希望の持てる話題だ。

 地球温暖化の要因と言われる自動車からのCO2排出。出すのがダメなら出さなければいい。それに取り組んでいるマツダが車載CO2回収装置の実証実験を6月5日から開催されたスーパー耐久シリーズの第3戦で実施し、走行中のCO2貯蔵に初めて成功した。装置の実用化とカーボンネガティブの達成に向けて大きく前進した。

 日高沖のガス試掘にしてもマツダの車載CO2回収装置にしても、すぐに大きな成果を生み出すとは思えないが、地道な取り組みそのものは評価に値するのではないか。我々の業界もただガソリンを売っている、灯油を配達しているだけではないはず。そこには様々な苦労などもあるが、その苦労がいつか日の目を見ると信じて日々の業務に励みたいものだ。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月29日(月)から7月5日(日)まで
変わらず
多少の上げ下げありか

06月30日付ヘッドライン

■依然遠い市況の安定 主要市場に漂う「諦め」
■イラン紛争前の水準に 原油価格、上昇分すべて帳消し
■LPガス利用者を支援 1契約2000円値引き 北海道
■収益力最大化など盛る コスモエネルギーHDが長期ビジョン、中計策定
■目標達成あたり前、タイヤ販売 アイックスセルフ五輪通り