適正な利潤確保が前提

人材確保の道筋確立を
2026.7.10
 北海道労働局はこのほど、札幌市内で開かれた令和8年度第1回北海道地方最低賃金審議会(会長・亀野淳北大高等教育推進機構教授)に「最低賃金の改正」を諮問した。審議会では10月1日の発効に向けて8月5日の答申を目指し、国が示す目安を基に専門部会を設置して今月28日から審議を進める。諮問書の手交で道労働局の村松達也局長は「最低賃金は近年大幅な改正が続き、年々社会的関心が高まっている」と現況を説明した。


 北海道の最低賃金は平成9年度に600円台、23年度に700円台、29年度に800円台となったが、900円台は令和4年度と5年度の2年間だけで、6年度からは1000円台に突入。増額幅も平成27年度までは10円台だったものの、令和5年度には40円、6年度には50円、7年度には65円と拡大傾向にある。

 8年度についても大幅な増額が見込まれる。連合は今年の春闘の傘下労働組合の賃上げ要求に対する企業回答の賃上げ率が5・01%と3年連続で5%以上を達成したと公表した。このうち連合北海道の賃上げ率は4・65%と全国より低いものの、平均額は月額1万3995円だった。

 以前「人がいないのではなく、時給の高いところに流れ行っているだけだ」という話を耳にしたことがある。減販などで経営環境が厳しい中にあっても、人がいなければ始まらないのが商売だ。厳しくとも確実な利益の確保で人材の確保につなげる道筋を確立すべきではないだろうか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
10月26日(月)から11月1日(日)まで
変わらず
仕切りは下がっているものの

10月25日付掲載予定

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