カスハラ対策が義務化

事業主は責務の遂行を
2026.10.10
 前号で、SNSの普及によって言われなき誹謗・中傷に遭うかも知れないと警告を発したが、今、SSで一番問題になっているのはカスタマーハラスメントではなかろうか。顧客などの言動で「社会通念上許容範囲を超え」て「労働者の就業環境を害する」ものと定義されているカスハラ。


 北海道が昨年9月から10月にかけ実施した実態調査、ヒアリング調査によると、回答した1047社のうち直近1年間にカスハラがあったと回答した企業の割合は32・1%と約3分の1に上っている。発生頻度は年に数回が73・0%とほぼ4分の3を占め圧倒的だが、中には毎日のように2・1%、週に数回5・1%もあるということが注目される。その内容は威圧的な言動75・4%、継続的・執拗な言動37・9%などだ。

 これらへの対応として、基本方針の策定が27・2%、マニュアルや対応手順の整備が20・2%、研修会の実施が22・1%。カスハラがあったとした企業割合32・1%をいずれも下回っている。このため政府は10月1日から働く人を守るべく対策を義務付ける法律を施行した。毅然とした態度で対応し、労働者を保護する旨の方針を明確にして労働者に周知するとともに、相談体制を整備し、事後の迅速かつ適切な対応を事業主に求め、対応が不十分な場合は企業名の公表にまで踏み込んでいる。

 いずれにしても労働者を守るということが事業主の責務であることに変わりはなく、適切な対処が求められる。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
10月12日(月)から10月18日(日)まで
価格上昇
週末下げ、週初め値戻しパターン

10月15日付掲載予定

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