義務化された熱中症対策
従業員を守るのが第一義
2026.5.25
 コロナ禍の再来とも言われるハンタウイルス感染症の発生がWTOに報告されたのが5月2日。南大西洋を航行中のクルーズ船で発症、4日現在で症例7例のうち3例が死亡している。ネズミなどのげっ歯類が保有するウイルスの唾液、排泄物との接触や排泄物を含む粉塵の吸入などで人にも感染するが、人から人には感染しないようで、感染が拡大する可能性は低いようだ。

 2025年にコロナウイルスで亡くなった人は2万人を超え、その大半が80歳以上とみられる。ピーク時の半分以下になっているが、厚生労働省によると直接的、間接的にインフルエンザの流行によって生じた死亡は約1万人と推計され、コロナウイルスは今でもその2倍になっている。

 札幌管区気象台によると、道内の6月から向こう3カ月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高くなる見通しだそう。昨年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策の強化が義務化された。死亡に至らせない、重篤化させないための適切な対策を行うことを目的に、暑さ指数28度以上、気温31度以上の環境下で、連続1時間以上、1日4時間を超える作業が見込まれる現場を対象に体制整備などの実施が事業者に義務付けられたもの。義務違反の事業者には罰則が科される可能性もあるが、罰則があるからではなく、従業員を守るという企業倫理の下で、確実な対策の実施が求められるのではなかろうか。 (祐)


北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ

06月05日付掲載予定

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