当事者となって分かる
苦しい経験こそが糧に
2025.6.10
 今は備蓄米の価格に耳目が集まるが、1カ月ほど前、農林水産省が全国のスーパーで4月28日から5月4日までに販売された米5kg当たりの平均価格(税込み)が18週ぶりに値下がりして前週より19円安い4214円だったと発表したが、前年同期に比べ2倍もの高値となっている状況下で「たった19円、馬鹿にしているのか」と憤る人もいた。2000円が4000円になっているのだからそれも理解できる。


 これに対する農水省や政府関係者の反応は大きく違う。2カ月ほど前から備蓄米の放出を始めやっと成果が表れたと安堵しているようだ。批判の矢面に立たされていた当事者には安堵でしかない。2025年産米が出回る前の7月までは今後の価格動向に注目が集まる。

 当事者になってみないと分からないということはよくある気がする。部下にきついことを言っておきながら上司の理不尽に憤慨する。自分がそう思うのだったら部下にきつく当たらなければいいのにと思うが、そうならないのが世の常のようだ。

 以前石油販売業者の経営幹部が「我々が若い頃に上司が部下にやっていたことは、今なら大問題、犯罪だわ」と笑いながら話していた。当時はそれが当たり前だと思っていたからこそ時には理不尽なことにも耐え、今もこの業界に残り会社の部下の指導に当たっている。当事者になってこそ分かる、それが部下をうまく育てるのには必要なことだと、この人手不足の状況の中で強く感じる。     (祐)


北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か

04月05日付ヘッドライン

■中東情勢の影響緩和へ 23機関で「連絡会議」設置
■業界に新たな仲間加わる 道内石油販売業者が入社式
■修復痕など見極め 6人が難関、トレーダー検定に挑む
■荷卸し立会いを徹底 危険物事故防止へ消防庁が「実施要領」
■利益率向上に腐心 日の丸産業社真駒内SS