北海道出光会会長 刀根 英二 氏
北海道出光会の新会長に就任した刀根英二社長(なかせき商事)。稚内出身で、昭和20年11月21日生まれの68歳だ。出光興産北海道支店第1号販売店として創業した中川石油店に昭和41年6月に入社、その後約48年の間、企業人として地域、業界、そして人々を見つめてきた。
就任について刀根社長は「私が就任することで会の若返りも図られない、また、22年間副会長として4人の会長を支えてきた先代を飛び越えて、会長職を受けるということはいかがなものだろうかという割り切れない気持ちもあった。ただ、あまりにも固辞するのはいかがなものか、また、弊社の次世代の者が私が受けなかったということで同じような気持ちを抱き、煩わせてもいけないといった思いでお受けした」などと、責任ある立場を引き受けるに際し沈思黙考した過程を吐露する。
同社従業員はもちろん、様々な局面で「人間力」の大切さを説く刀根社長。指定したテーマの文章を読み、
考えをまとめ、発表を行う社内「木鶏会」などを開催し、次世代を担う「ひと」の育成に積極的に取り組むとともに、時代の流れを鋭敏に察知、今後さらに厳しい環境にさらされるであろう本業である石油販売に固執することなく、水販売、保険事業、インターネット販売など自社の強みを活かした事業領域の拡大にも余念がない。
未来の世界、そしてそこに生きる人々に思いを馳せ、サスティナブルな企業経営を実践する。そこには常に「ひと」へのこだわりが見え隠れする。それはどこか「人間尊重」を掲げた出光佐三氏にも通底する何かを感じざるを得ない。人を大切にし、地域を思う力を携え、業界を取り巻く厳しい環境下、同会の運営に辣腕を振るうことであろう。
北海道のガソリン価格予想
3月30日(月)から4月5日(日)まで
変わらず
緊急的激変緩和補助金で価格維持か
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04月05日付掲載予定
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