旅館でのチェックアウト時に、見送りは不要でないか?という議論をネット上で見かけた。この見送り、面映ゆく感じることもあるだろうが、丁寧な見送りマナーの一つとされている。
ビジネス上の主な連絡手段である固定電話での終話時。静かに受話器を置くのがマナーと習ったが、最近、携帯電話の終話ボタンを押すかのごとく乱暴に置く人が増えたようにも感じる。会話での好印象が「ガチャン」という音とともに崩れてしまいかねない。また、業務で電話した若者から、応答ではなく「電話する前にメールするのがマナーだ」と、いきなり電話したことを糾弾するメールが返ってきたという話もネットで目にした。ビジネスで、電話が突然かかってくるのは当然の話。笑い話のようだが呆れてしまった。
昔から大事にされてきたマナーは、対人関係の「潤滑油」であり、時代に即して変化し続けることは当然であろう。それが証拠に個人対個人の用途から発生した携帯やスマホでは、終話した瞬間に電話を切ることやメールやラインなどの文字で相手の状況を確認してから通話するマナーが新たに生まれた。しかし、相手が存在するビジネスや公的な場面でも、個人文化のルールを主張し、自身の心の平穏だけを優先しようとするのは幼稚。
時には自己犠牲も厭わずに、相手を慮ることがマナーでの不変の根幹たるべきで、若者のみならず、手本たるべき大人達も再認識することが必要ではないだろうか。
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9月15日(月)から9月21日(日)まで
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