
ある研修会の「コンビニのマークを書く」という設問。「青地に白、左右のくびれ、中央にミルク缶」までは書けるものの、上下の英文字までを正確に書ける人は皆無。これは物事を仕組みで理解する重要性を説いたものだが、スマホで先に答えを調べようとし、カンニングだと思い手を止めた。
指先や声での簡単操作が可能なスマホ。キーボードとマウスでの操作が基本のパソコン。どちらもコンピュータの一種で、仕組みを知らずに使うのも当然だが、大まかには「予め入力されたプログラムを処理し、結果を出す」となり、人間であれば「思考や動作手順を脳で考え、行動を起こす」となる。つまり「プログラム=思考や動作手順」「処理=脳で考え」と置き換えられる。また、記憶に残す内容はハードディスクやメモリスティック、SDカードなどに保存し、紙や付箋に書き記して終わったら捨てるメモの役割はメモリが担っている。
元来、コンピュータは人間の単純動作を代理させるためにつくられたもの。今やワープロや表計算に加えて売上の管理、接客や会話までもこなすロボット、米の種類ごとに火力を調整する炊飯釜、単線の高速道路で可能な車が販売開始された自動運転も、すべてコンピュータによるものだ。
仕組みを理解しなくても使えて当たり前なのだが、難しく、取っ付きにくいと考えがちなコンピュータも、人間と同じ過程で思考するという仕組みを知ることで身近に感じられるのではないか。 (蔵)
北海道のガソリン価格予想
9月15日(月)から9月21日(日)まで
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値戻し
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