収益確保に強い味方
耳目集めるグルーミング
2016.8.10
 需要の減退に低マージンの常態化が追い打ちをかけ、主力商品である燃料油の販売だけでは経営が立ち行かなくなりつつある中で、石油販売業者の多くは「油外」に収益確保への活路を求める。車関連事業を含め、その取り組みは多岐にわたるが、ここにきてホームネットカーズの子会社「ピッカーズ」が提案、販売する新たな車内清掃や軽鈑金がにわかに耳目を集めてきた。初期費用をそれほど必要とせず、短期間での開業が可能、さらには需要の広がりも期待できるとあって、道内でも導入店舗数が急速に拡大している。

 新たな車内清掃として一昨年秋口に登場したグルーミング(ブランド名グリーンタオル)は、当初、車販、レンタカー事業を展開する事業者向けに投入されたが、意外に多い需要を背景としてSSなどに拡大。道内でも導入店舗数は50店近くになっているという。

 最大の特徴は、洗浄に使用する水分を極力少なくしたこと。これまでは洗剤が入った多量の熱湯で汚れやシミを落としていたが、そうした方法では乾燥に2日ほどかかってしまい、雑菌や臭いの発生も懸念された。グルーミングの場合、独自開発のケミカル(洗剤、消臭剤等)と「打力」とを組み合わせることで隘路を解消。使用する水分が少ないことから乾燥も半日程度あれば十分だ。

 参加要件は、テクニカル講習(集合研修)の受講と認定だけ。費用は登録時に2万円、以降、月額2千円と安価で、使用する資機材も特別セット価格で9万円を切る。

 このほかにも多彩な販促ツールが用意されており、さらには万一の場合を考慮し、専属弁護士が対応するクレームサポートセンターを設置するなど万全を期す。

 一方、軽鈑金「ピッカーズ」は、キズや凹みなどに、その大きさを測る独自の物差しを当てるだけで即座に見積りを出せるのが大きな特徴。

 昨年9月からは自社工場のないSSなどでの導入に向け、リペア工場との提携を斡旋する「アライアンスプログラム」も展開するなど、確実に見込まれる需要増に遺漏のない態勢を取る。。


北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ

05月30日付ヘッドライン

■「最後の砦」を再確認 北石連・商が通常総会・総代会
■新会長に荒井喜和氏 道油政連が通常総会
■難局乗り切りへ結束 4石協が通常総会
■地域密着を武器に油外の売上増目指す 道エネチャレンジ栄町
■油外増販へ「こまめな案内」徹底 奥田管理浦河SS