流行の要因はいろいろ
欠かせない柔軟な発想
2016.10.30
 近頃「PPAP」という動画と歌が流行しているのをご存じだろうか。奇抜な衣装を身に着けたピコ太郎というアーティスト(お笑い芸人?)がリンゴにペンを刺す真似をして「アッポーペン(=Apple&Pen)」などと、独特の振り付けと節回しで歌ういわゆる「音ネタ」。動画サイトのユーチューブで発信されるや世界中に浸透し、海外の有名アーティストも大絶賛。日本人では26年ぶり7人目となる全米音楽チャートの100位以内にランクインしたのには驚いた。

 感想は人それぞれだろうが、誰もが分かる英単語の組み合わせ、頭の中でリフレインする歌、大人も子どもも真似するキャッチーさと、ブレイクする要素がてんこ盛りだと感じた。

 「ココロも満タンに」「ほっと、もっと、きっと」のフレーズとメロディーを心が和む映像と組み合わせて印象付ける方法はCMでも用いられ、その他にも「ゆるキャラ」を登場させ、それ単体で会社名をイメージさせたり、イメージカラーを前面に出した映像を用いたりという手法も存在する。

 今や当たり前となったミニスカートも、最初は「何だこりゃ?」と思う奇抜なものだったと推測するが、流行により市民権を得て、当たり前になったことも事実。

 何が流行するか分からない時代。未知のものを拒絶せず、取り入れて活用する柔軟な発想を持つことが心のゆとりを生み、大ヒットとは言わないまでも、顧客の心をつかむ何かを生み出せるのではないだろうか。    (蔵)


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5月12日(月)から5月18日(日)まで
価格上昇
値戻しの機運高まる

05月20日付掲載予定

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