無意味な「音」ではなく
気持ちが伝わる「声」を
2016.12.5
 人の左脳は言語脳として、言葉を受け止める。一方、右脳は音楽脳として、音楽や機械音、雑音を受け止めるそうだ。また、日本人は古来、虫の音や鳥のさえずりも「声」として左脳で捉え、その心地良さに堪能してきたという。

 先日、道央圏のあるSSで給油をしたところ「ありがとうございました。お気をつけて」と言われた。実はこの系列店舗も含め、これまで入ったSSで一度も「お気をつけて」と声をかけられたことがなかったので驚きと同時に温もりを感じた。

 大抵のSSは常套句である「ありがとうございました」のワンフレーズだけなので、無意味な「音」にしか聞こえなかったのだが。より親しみを持ってもらうために顧客を見て一言付け加えるようにと、同SSの所長がスタッフに指導しているのだろうか。窓拭きは決して手際良いとは言えないが、丁寧な動作に心地良さも味わった。

 札幌圏のあるSS所長は、誰よりも早く出勤した後、敷地内にある機器一つひとつを稼働点検し、さらにサービスルームにある什器類を整えてからその日の業務スケジュールをチェックし、最後に各スタッフの行動予定を再確認するそうだ。「所長の仕事は見た目以上に大変。やりだしたらいくらでもある」と豪快に笑うが、「どこでもない、ここだけのSS」づくりに人知れず身を削っているのかもしれない。

 渋滞の騒音にまみれて飛び込んだSS。ほんの一言でいい、左脳に心地良く響く「声」を聞きたいものだ。 (德)


北海道のガソリン価格予想
6月1日(月)から6月7日(日)まで
価格上昇
仕切り上昇分転嫁、底上げへ

05月30日付ヘッドライン

■「最後の砦」を再確認 北石連・商が通常総会・総代会
■新会長に荒井喜和氏 道油政連が通常総会
■難局乗り切りへ結束 4石協が通常総会
■地域密着を武器に油外の売上増目指す 道エネチャレンジ栄町
■油外増販へ「こまめな案内」徹底 奥田管理浦河SS