
年が明けて早半月。この間に成人式を迎えた若者達は、一生に一度の節目に新たな決意を強く抱いたことだろう。そのような中、損保会社が新成人を対象に実施したカーライフ意識調査の結果を発表した。
現在、マイカーを所有&所望する若者が全体の7割で所有率が昨年より4ポイント上昇し、マイカーを不要としがちな都市部での所有率もこの2年で2倍に上昇。レンタカーやカーシェアでの車利用経験者ほど所有欲が高く、若者の車離れが著しいと嘆く業界の一筋の光明とも言えよう。
しかし、6割が車に支出可能な金額を月1万円以下と回答しており、常に「コスパ」を意識し、臨時収入の使い途を「貯金」と答える堅実さを反映している。同時に、横並びの中に個性を求める傾向もあり、彼らの財布のヒモを緩めるには、次の2点への同時訴求が必要と考える。
一つは「中古車」。一台一台の有する歴史が個性となり、新車と異なるオンリーワン性と同時に導入コストの抑制も実現する。もう一つは「ドレスアップ」。法律遵守が大前提だが、見た目の装飾だけではなく車内のランプをLEDに交換するなどの方法で、差別化と実用性の向上を可能とし、施工による収益も見込むことができる。
永続する可能性を秘めた若者の獲得は至上命題。この結果を追い風に、SSの強みとされる車両と燃料油とのセット販売、車両販売とドレスアップを両立できる利点を生かし、厳しい環境下の追い風にしてほしいものだ。(蔵)
北海道のガソリン価格予想
7月28日(月)から8月3日(日)まで
価格上昇
上昇のあと、徐々に下げ方向で
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08月05日付掲載予定
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