
道内35市の燃料油納入価格は、昨年暮れから元売仕切り価格が急騰した灯油を中心に上げ基調で推移していることが今月6日現在の本紙調査で明らかになった。35市平均価格はレギュラーガソリンが121円10銭、軽油が107円17銭、灯油が72円69銭、A重油が70円13銭。前月からの上げ幅はいずれも小幅だが、灯油、A重油で2円超、ガソリン、軽油で1円前後となっている。 =金額は消費税抜き=
■ ガソリン・軽油 道内35市の多くは、月中20日過ぎに納入業者からの申し出、あるいは独自の調査によって必要と認められた場合に価格を改定し、新価格を月初に遡って適用するか、翌月当初から適用するか、どちらかの方法を採っているが、前回調査(1月16日現在)以降、10市が改定を見送っている。
6日現在のレギュラーガソリン35市平均価格は121円10銭。価格を改定した25市のうち5市が据え置き、1市が値下げする一方、19市が最大5円の値上げに踏み切ったことから、前回調査を91銭上回った。最高値は稚内、紋別の131円、最安値は室蘭など4市の117円だった。
軽油もほぼ同様で、35市平均価格は前回を1円66銭上回る107円17銭となっている。
■ 灯油・A重油 灯油は、プライスリーダーのコープさっぽろが1月9日給油分から6円値上げし、多くの販売業者がそれに追随したことなどを受け、20市が最大9円超値上げ。35市平均価格は70円台に乗って72円69銭となり、前回を2円85銭上回った。
A重油も灯油とほぼ同様。19市が最大で7円の値上げに動き、35市平均価格は70円13銭と前回を2円30銭上回った。
北海道のガソリン価格予想
11月3日(月)から11月9日(日)まで
価格上昇
値戻しへの意欲旺盛
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10月20日付ヘッドライン
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