
以前、ホテルから結婚式の撮影を依頼された知人のカメラマンが式当日、花嫁の母親から「心づけ」として1万円を受け取った。彼は「貰わなくともプロとして当たり前に撮影をこなすだけ」と日頃話していたが「母親の気持ちに応えなくてはという思いが沸き起こった」と振り返る。
一軒家を購入した友人は転居の際、作業の前に引越便のスタッフ1人ひとりに「心づけ」として数千円を手渡したそうだ。慶事のご祝儀という意味合いだろうが、皆張り切って慎重に荷物を運んでいたというから「渡した甲斐があった」ようだ。
SSの現場で「心づけ」を貰ったという話は聞いたことがない(あるのかもしれないが…)。「命を守るタイヤをしっかり交換してほしい」「エンストやパンクを起こさないよう無料点検を確実に」という思いで「心づけ」を手渡すような奇特な人はいないだろう。
もっとも、SSスタッフの対応に感動して常連になったという話は珍しくない。友人夫妻は旅行先で立ち寄ったSSで、かつてない丁寧な窓拭きを目の当たりにした。後日、同じ体験を求めて系列SSで給油したが「がっかり」したそうだ。2人のスタッフが車の左右に分かれて作業を始めたが、左側フロントの汚水が垂れている状態で終了したという。
左右同じく仕上げるのは無理かもしれないが、「喜べば喜びごとが喜んで喜び連れてやって来る」という言葉もある。再訪という見えない「心づけ」を受け取らない手はない。 (德)
北海道のガソリン価格予想
7月14日(月)から7月20日(日)まで
価格上昇
上昇のあと、徐々に下げ方向で
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07月15日付ヘッドライン
■札幌に水素を供給 製造や輸送など検討へ 推進協議会が初会合 |
■脱炭素に省エネ不可欠 伊藤忠エネクスがウェビナー |
■「分解整備」の技能習得 札石燃協・札危協が技術研修会 |
■サービス好評、ドラスルに勢い AIXセルフ西岡SS |
■アピール強めタイヤ拡販 東日本宇佐美羊ケ丘ニュータウンSS |